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郵送「性病検査キット」とHIV(エイズ)よくある質問

hiv と郵送検査よくある質問

こちらではHIV(エイズ)と郵送の性病検査キットにまつわる【よくある質問】をまとめてみました。

1日HIVに感染する人数はどれくらい?(日本)

2016年では、日本国内だけで年間で1011人がHIVに感染しました。
1年は365日ですから1日に2~3人という計算でHIV感染が起こっています。

HIV感染の主な原因

1011人の原因は
・異性間の性的接触・・・170人
・同性間の性的接触・・・735人
・その他・不明・・・106人

世界全体でのHIV感染数は?

エイズ感染者の世界分布図

現在世界全体で、HIVに感染している人は3670万人です。
2016年、新規にHIVに感染した人は180万人です。

日本と世界のHIV感染者の比率について

ポイント
日本が含まれるアジア太平洋地域は、アフリカについで、HIVに感染している人が多い地機です。
中でも、インド・中国・インドネシアに新規HIV感染者が集中しています。
世界的に見ると、新規HIV感染者は減少していますが、日本では横ばい状態です。

HIVに感染する確率はどれくらい?

HIVは感染力の弱いウイルスです。
HIVを含む血液・精液・膣分泌液といった体液が相手の粘膜部分・傷口に接触すると、感染の可能性があります。

主なHIV感染経路

  1. 性行為による感染
  2. 血液を介しての感染
  3. 母子感染

HIVに感染する推定確率(コンドーム無し)

HIV感染の推定確率
セックス
(男性側)
0.05%
セックス
(女性側)
0.01%
アナルセックス
(挿入側)
0.067%
アナルセックス
(受け入れ側)
0.5%
フェラチオ
(挿入側)
0.005%
フェラチオ
(受け入れ側)
0.01%
コンドーム無しだと、たった1回の性行為でもHIV感染の恐れあり
上記の表を見れば、HIV感染がとても低い確率のように感じるかもしれません。
しかしこれはあくまでも「確率」の話です。
実際には、コンドーム無しの1回の性行為によってHIVに感染する可能性はあります。

また、他の性感染症(梅毒・淋病・クラミジア)などに感染していると、粘膜に炎症を起こしやすくなりさらにHIVに感染する確率は高くなります。

HIV検査をして、陽性が出る割合ってどれくらい?

保健所・郵送検査でのHIV検査増加率グラフ

2016年に日本国内の全国の保健所等で、HIV検査を受けた人は118,132人でした。
そのうち、陽性反応が出たのは421人でした。
割合でいうと0.36%になります。

注意
しかし、これはあくまでも自発的にHIV検査を受けた人の数字です。
実際には、検査を受けていない人もいるので、感染者は上記よりも多くなることが考えられます。
郵送検査キットでの検査人数は年間9万人以上
郵送検査キットでHIV検査を受ける人数は増加傾向にあります。
2016年では、90,807人もの人が郵送検査でHIV検査を受けました。
HIV検査におすすめの郵送キットはこちら
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HIV感染(エイズ)は治療できますか?

HIV(エイズウイルス)を体内から完全に排除することはできません。
がしかし、現在は治療法の開発が進んでいます。
適切な治療を行うことによって、HIV感染していても他の慢性疾患と同様に、健康回復・維持が可能になってきています。

以下の表は、アメリカにおけるエイズ患者報告数と生存エイズ患者数の年次推移です。
現在の主な治療法である多剤併用療法の効果により、「エイズ患者報告数・エイズ関連死亡数」が減り、「エイズとともに生きる人」の数が増えています。
アメリカのエイズ患者報告数と生存エイズ患者数の推移

HIV感染は、早期発見が重要です。
HIV感染をしても、早期に検査を受けて発見できれば、その分早く適切な治療を受けることができます。
つまり、生存率・健康維持率が上がります。

郵送検査では、手軽&匿名でエイズ検査ができるのでおすすめです。

HIVに感染していたら生活はどうなるのか?

ポイント
エイズの専門医に治療方針をたててもらいます。
まずは体の状態を詳しく調べます。

必ずしもすぐにエイズ治療が始まるわけではありません。
治療が始まった場合は、複数の薬を組み合わせて服用する「多剤併用療法」が主な治療となります。
決められた時間に継続して服用することが重要です。

これらがスムーズに運べば、通常の社会生活を送ることができます。
なので、急いで生活を変える必要はありません。

医療費など経済面も気になるところです。
日本では、エイズに対して以下のような補助制度があります。
医療費の助成制度
1:高額療養費(付加給付金)
月々の医療費が一定額を超えた部分が払い戻されます。
2:身体障害者手帳
免疫機能障害として身体障害者の認定が受けられます。
医療費の助成を始め、様々な福祉サービスを利用することができます。
3:自立支援医療
身体障害を軽くしたり進行を防いだりするための治療に対して、医療費が助成される精度です。
4:重度心身障害者医療費助成制度
障害者の認定を受けることにより、さまざまな医療費助成制度を受けられます。
MEMO
医療費について相談ができます。
制度だけを見ても、難しく感じますね。
その場合は、主治医・看護師・エイズ支援のNPO団体などで、相談ができます。

HIV・性感染症の予防法について

HIV・性感染症は予防ができます。
予防の基本は、コンドームを装着することです。
以下のグラフは、HIVの主な感染原因です。
HIV・性感染症のリスク
コンドーム無しのセックス女性は膣粘膜から、男性は、性行為によって生じる亀頭部分の細かいキズから、HIVが侵入します。
コンドーム無しのセックス腸管粘膜は傷つきやすいのでHIVが侵入しやすいです。
膣による性行為よりも、感染リスクは高いとされています。
麻薬など注射の打ちまわし注射器・注射針によって、血液感染を起こします。
コンドーム無しの性行為を行なった場合は検査が重要
コンドーム無しのセックス・フェラチオを行った場合は感染のリスクがあります。
HIVだけでなく、すべての性病に感染するリスクがあります。

性行為の後、すぐに検査したほうがいいの?

エイズの場合、性行為をしてすぐに検査したほうが良いというわけではありません。
「エイズ・梅毒・肝炎」については、性行為から3ヶ月空けて、検査をしたほうが確実になります。

男性女性感染の機会から「何日経過」していれば、検査できるのか
エイズ感染の機会(セックス・フェラチなど)から3ヶ月経過していることが望ましい
梅毒3ヶ月経過が望ましい
B型肝炎
C型肝炎
3ヶ月経過が望ましい
クラミジア3日後であれば検出可能
淋菌3日後であれば検出可能
マイコプラズマ
ウレアプラズマ
3日後であれば検出可能
トリコモナス
カンジダ
3日後であれば検出可能
一般細菌3日後であれば検出可能
ヒトパピローマウイルス
3日後であれば検出可能

以上が、HIVと郵送検査にまつわる「よくある質問」でした。
郵送キットで、HIV検査・性病検査を受けてみたい人は、「STDチェッカー」がおすすめです。

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